島根県西部にある浜田市 三隅町は、日本海と豊かな山々に囲まれ、昔ながらの田園風景と人の温かいつながりが今も息づいています。
そんな三隅町の山あいにある「黒沢地区」では、地元住民たちが力を合わせながら暮らしを守り、秋祭りや石見神楽(いわみかぐら)などの伝統文化を大切に受け継いできました。
今回募集するのは、「10月21日(水)〜25日(日)」の4泊5日で黒沢地区を訪れ、秋祭りのお手伝いや石見神楽の舞台裏などを体験しながら、地域の未来を一緒に考えてくれる旅人です!
地域の暮らしに触れ、交流を深めながら、空き家の活用アイデアを考えたり、お祭りを盛り上げたり。自由時間にはリモートワークや散策など個人の時間もゆったりと過ごしていただけます。
旅が終わる頃には、ここで出会った人や景色をきっとまた思い出したくなるはず。そんな、どこよりも深い特別な旅へと出かけませんか?
島根県 浜田市 三隅町のその先。深い自然・文化・人のつながりが残る「黒沢地区」
三隅町の四季
島根県西部・石見地方に位置する「浜田市 三隅町」の南部にある「黒沢地区」は、人口約200人の小さな山あいの集落です。
国指定天然記念物「三隅大平桜」に代表される美しい自然や、石見地方の伝統文化「石州和紙」を支える楮(こうぞ)の栽培など、豊かな自然と人々の営みが今も受け継がれています。
そんな黒沢地区の魅力のひとつは、世代を超えて人が集い、地域の文化を未来へつなぐ意志に溢れていること。
夏に開催される川遊びイベントには約500人もの人々が集まり、「子どもたちが自然の中で遊び、大人たちが見守る」この地域らしい温かい時間が流れています。
家族連れに大人気の川遊び
そして、毎年秋になると、地域は「石見神楽」の熱気に包まれます。
石見地方を代表する伝統芸能である「石見神楽」は、もともと五穀豊穣や地域の平和を願い、神様へ奉納する神事として受け継がれてきました。豪華な衣装や面、迫力ある太鼓や笛の音色、躍動感あふれる舞で神話の世界を表現する姿は、今も多くの人を魅了しています。
なかでも「大蛇(おろち)」の演目は、巨大な蛇が舞台を舞う迫力ある演出で知られ、大阪・関西万博でも披露されるなど地域の代表的な文化として国内外から注目を集めています。
しかし、石見神楽は決して「観光のための伝統芸能」ではありません。
秋祭りでは舞い手だけでなく、準備や運営を担う地域の人々も一体となり、大切に守りつづけてきました。住民たちが顔をあわせ、世代を超えてつながる、大切な文化であり暮らしの一部なのです。
世代を超えて季節の行事を楽しむ黒沢地区の皆さん
しかし今、少子高齢化や人口減少によって、お祭りを支える人や神楽の担い手が少しずつ減っています。これまで当たり前のように受け継がれてきた風景が、今後は未来へ残せなくなるかもしれません。
その他にも、空き家の増加や新しい交流拠点づくりなど課題は多く、この土地の文化や暮らしに関心を持ち、一緒に未来を考えてくれる「新しい仲間」との出会いが今、求められています。
今回の5日間のプログラムでは、お祭りや暮らしをただ「見る」だけではなく、その背景にある人の想いや受け継がれる歴史に深く触れ、黒沢地区の未来を一緒に考えていただければと考えています。
地域の暮らしに触れ、未来を一緒に考える5日間
写真提供:浜田市観光協会
今回アサインされた旅人には「2026年10月21日(水)〜25日(日)」の4泊5日で黒沢地区を訪れ、以下の体験を通してまちの未来・可能性を一緒に考えていただければと思います。
- まち散策・空き家活用のアイデア出し
- 秋祭りのお手伝い・石見神楽の舞台裏の見学
- 畑作業・郷土料理づくり・こんにゃくづくりなど地域の暮らし体験
- 地域住民との交流会 など
滞在前にはオンラインによるキックオフミーティングも開催予定!
滞在中の午後は自由時間となるため、ご自身の仕事をしたり(リモートワーク環境あり)、地域を自由に楽しんでいただくこともできます。
実施スケジュール
10月14日(水)20:00〜|キックオフMTG(オンライン)
黒沢まちづくりセンターの齋藤さん、プログラムに参加する旅人(5名)、そしてSAGOJO担当者の顔あわせとして開催します。
10月21日(水)|地域の人と出会う
- 14:00 JR浜田駅集合。レンタカーで宿へ
- 夜:ヤング会へ参加(40代以下の地域住民との交流)
10月22日(木)|町を知り、空き家の未来を考える
- 午前:まち散策・空き家活用の知恵出し会議
- 午後:自由時間
- 宿泊:地元のおばあちゃん・和田さんが営む民泊「古和の里 大国屋」
まちを歩きながら魅力を発見しましょう。また、地域で活用を検討中の空き家について、どんな可能性があるか地元の方々と一緒にアイデア出しをおこないます。
10月23日(金)|田舎の暮らしを体験する
- 午前:和田さんの暮らし体験
- 午後:自由時間
和田さんの田舎暮らし体験の様子
畑作業、郷土料理づくり(押しずし)、こんにゃくづくり等、昔ながらの知恵が残る田舎暮らしを体験していただく予定です。住民との何気ない会話の中から、この土地で暮らす豊かさを感じられるはず。
※状況に応じて体験内容は変更する可能性があります
10月24日(土)|地域のお祭りを一緒につくる
- 午前:三隅町視察(黒沢まちづくりセンター・齋藤さんのまち案内)
- 午後:自由時間
- 18:00〜 秋祭りのお手伝い・石見神楽の見学
写真提供:浜田市観光協会
三隅町をさらに深く知る一日。夜は秋祭りのお手伝いをしながら、石見神楽の舞台裏に触れます。観客として見るだけではなく、お祭りを支える地域の人たちの想いや、受け継がれてきた文化の裏側を感じてください。
10月25日(日)|地域との出会いを持ち帰る
- チェックアウト
5日間の滞在を通して出会った人、感じた暮らし、考えたまちの未来。黒沢地区とのつながりを、それぞれの日常へ持ち帰っていただければと考えています。
宿泊しながら空き家の活用案を考えよう
滞在の拠点(宿泊場所)となるのは、昭和40年に建てられ、かつて地域から愛された服屋だった建物です。現在は、地域の新たな交流拠点や民泊施設としての活用を目指しています。※現在は未利用
滞在中は、この空間をどのように活かせるのか、ぜひあなたのアイデアを聞かせてください。旅人ならではの視点・発想として、地域の人々と一緒に話し合う時間もご用意します(10/22午前)。
設備環境
- 相部屋
- トイレ、キッチンあり
- インターネット環境なし
- 五右衛門風呂 or 近くの温泉を利用
まだまだこれから整えていく家ですが、黒沢まちづくりセンターも活動拠点としてご利用いただけるのでご安心ください。
石見神楽・秋祭りをきっかけに、まちを本気で考え、好きになってくれませんか?

黒沢地区で過ごす5日間は、ただ観光地を巡る旅ではありません。この土地で暮らす人たちと出会い、石見神楽・秋祭りや日々の暮らしに込められた “想い” に触れながら、地域との新しい関わり方を見つける時間です。
地元の人々と語り、昔ながらの暮らしに触れ、空き家の活用案を考え、秋祭りを一緒につくる。
旅人ならではの目線や、あなたの何気ない気づき・アイデアが、このまちの未来を照らすきっかけになるかもしれません。黒沢地区の未来を一緒に・真剣に考えてくれる、あなたからのご応募をお待ちしています!




この旅では、黒沢のふだんの暮らしを体験しながら、地元住民との交流や対話の中で、この地域の未来を一緒に考えてもらう機会が作れたらよいなと考えています。農業体験のほか、地元神社の伝統的な秋祭りへの参加や、地域の人々と過ごすホームステイをなどご用意しています。ゆっくり流れる時間の中で、黒沢のまだ見ぬ魅力を一緒に見つけましょう!